継続的な突入電流を定常電流として扱う事例

図B のように,突入電流が電源投入時の1 回だけではなく,回路の動作中も短い時間周期で継続して発生するような場合には,通常の突入電流の評価に加えて,実効値を定常電流として考えた評価をする必要があります.突入電流の周期(間隔)がどの程度短い場合に適用しなければいけないかは明確には決まっていませんが,だいたい数百ミリ秒以下の周期のときには考慮するほうがよいでしょう.
図B の例では, 定常電流1 A に,1 つ当たり0.433 A2sの突入電流が300 ms周期で重畳しています.
この場合の電流の実効値は,次の式で求まります.

図B 周期的に継続する突入電流
定常電流1 A に1 つ当たり0.433 A2sの突入電流が300 ms 周期で重畳している

〈高藤 裕介〉

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