CATEGORY アナログウェア

電流値とヒューズ・エレメントの切れかた

ヒューズ・エレメントの切れかたは,ヒューズに流れた電流値によって変わってきます.そのため, 溶断後の形状から何アンペア程度の異常電流で切れたのかをおおよそ推測できます. ここでは,図Aのような線エレメント・タイプのチップ…

ヒューズの再選定による小型化メリット

ヒューズは回路保護部品なので,不用意に置き換えが行われるべきではありません. しかしながら,ヒューズを再選定することで,ヒューズの特性を最適化するということを考慮すると, 小型のヒューズに置き換えを検討するメリットはある…

同じ溶断特性でも異なる定格

同じ定格でも,規定の範囲内で各メーカが独自の溶断特性をもたせることができるというのは逆も然りで,まったく同じ溶断特性であっても,規定が違えば違う定格を名乗ることもできるということです. 図A は定格電流50 A と60 …

表面実装型高電流ヒューズの基板設計の注意点

定格電流が10 ~ 100 A 程度の比較的高定格の表面実装型ヒューズを使用する場合は,ヒューズ自体の発熱だけではなく,基板の回路パターンからの発熱にも留意する必要があります. 例えば,積層基板の何層かを並列に使用して,…

薄膜タイプと線タイプの耐パルス性の違い

ヒューズの溶断特性を決める要因として,ヒューズ・エレメントの放熱と熱容量が挙げられます.この関係を図Aに示します. 最小溶断電流(ヒューズを溶断できる最小電流)は放熱が重要となり,放熱が多いほど温度上昇が抑えられるため,…

チップ型ヒューズのサイズと定格拡張の移り変わり

● チップ・ヒューズの進化 チップ型ヒューズは,薄膜エレメント・タイプの小型低背の製品と線エレメントをパッケージに収めた製品に大別できます.ケース・サイズは,1608から3216 サイズの小型品から始まり,現在も同サイズ…

薄膜チップ・ヒューズの構造と消弧剤の第2の機能

薄膜タイプのチップ型ヒューズのなかには,図Bのような消弧剤をヒューズ・エレメントの周囲に配 置した構造もあります.この構造での消弧剤の第1の機能は,本文の第1-2 節で解説されているとおり,「ヒューズが溶断したときのアー…

エレメントと端子が一体構造のヒューズ

サイズの大きい表面実装型のヒューズには,セラミック中空ケースに収められた表面実装タイプの製 品(写真5)のほかに,図Aのようなヒューズ・エレメントと端子が一体の薄板で構成された構造の製品 もあります. ヒューズ・エレメン…

ヒューズ製品と市場の適合性(一般,産業,車載)

回路保護素子であるヒューズは,スマートホンなどの民生機器から通信機器などの産業機器,車載部品など幅広い製品に使用されています.そのため,ヒューズに求める性能も製品により異なります. 産業機器の場合,一般的に製品寿命は,民…

ヒューズ用語のいろいろな表現

ヒューズの用語には,場面によって呼びかたが変わったり,各メーカごとによく使う表現が違ったり,安全規格などによっても呼びかたが違っていることがあります.ここでは,そのようなヒューズの用語の一例を紹介します.[ ]内が同義語…